賢者の逃避と世界の運命 - AIの発展と社会の分断
要約:
サムアルトマンが提起したAIの発展に伴う社会的問題は、多くの人が実際に起こるまで信じないだろう。そのため、問題が発生する前に対策を実現することは難しく、理解している人だけが逃げるしかないかもしれない。しかし、賢者が単に逃げることは正しいのだろうか。この状況は、神話の世界を支えるアトラスのようだが、現実のアトラスは等身大の人間であり、余裕があれば支えるが、なければ支えないだろう。逃げることを責めるのは農耕民のバイアスかもしれない。結果的に、逃げ続けるSNSが生まれ、良いものが移動していく。移動する人が定住する人をつなぐ役割を果たし、世界が分断された後の姿が想像される。 input
nishio サムアルトマンのAmerican Equityのことを考えてたんだけど、彼が懸念してる問題は起こり、既存の国家のほとんどの人は実際に起こるまでその発生を信じなくて、彼が提案している対策が実現する前に問題が発生してしまうのだとすると、わかってる人だけで逃げるしかないのでは nishio アトラスが天球を支え続けるかどうかという話になるわけだけど、アトラスが神ではなく等身大の人間なので、余裕があれば支えるけど余裕がなければ支えないのだと思う